猫だって笑う


猫だって笑う―100倍可愛くなる猫の教科書 (小学館文庫 Y い- 15-1)

岩崎るりは・文/古瀬惠一・写真

『写真集と言ってもいいほど沢山の写真が載っている』
と言うのをAmazonのレビューで見まして、思わず買ってしまいました。
確かに写真は多いですが、人間の写真(著者本人)はいらない^^
猫が人間にとって、いかにいいパートナーかと言うことを語るページにあったのですが…人間はいらない(笑)

内容については、その時代その時代に好まれた猫の種類とその理由…と言うか背景について書かれた、『猫のファッション史』とか、
人間にも通じるところがある、猫の性別による性格や知能の違い、毛色や模様からわかる猫の性格。
更には写真撮影講座から病気チェックリスト、季節別の健康管理方法まで。
薄くて小さい本の割には色々な情報が詰め込まれていて、とても面白く、またためにもなりました。

ただ、
猫が人間と同じように笑い声を立てたり、涙を流して泣くと言うのは…^^;
笑い声のように聞こえても、本当に笑ってるとは限りませんし、
涙を流すのは、目の病気か何かじゃないかと思ってしまいますが。
う~ん…。

シャーロック・ホームズ大人の楽しみ方―100回読んでもまだ面白い


シャーロック・ホームズ大人の楽しみ方―100回読んでもまだ面白い

作者: 諸兄 邦香

実は・・・この本読んでません^^ゞ
買うことは買ったんですけど、目次を見ただけで読む気が失せ、そのまま人にやってしまいましたので。

本のタイトル、シャーロック・ホームズ入門とか、初心者のためのシャーロック・ホームズにすべきだったんじゃないかと思います。
ファンならほぼ常識の事ばかりで、ページを開く気力さえ湧きませんでした。
シャーロッキアンでなくても、読んだことがある人ならこのくらいは知ってるんじゃないかと・・・。
まあ、ホームズさんの報酬が現在の日本円で言うといくらになるのか…という内容にはちょっと興味はあったんですけどね

シャーロック・ホームズと賢者の石


シャーロック・ホームズと賢者の石

作者:五十嵐 貴久

ホームズさんのパスティーシュです。

ホームズさんのパシュティーシュは当たり外れが(と言うか、私の好みに合うのと合わないのの差が…)大きいのですが、これはまあ、まずまずと言った感じです。
ただ、最初の物語はちょっと…怖いと言うと少し違う気がしますが、簡単に言うと、『私の好みにあわねぇ』と言うか…^^;
本文を読む前にパラ見したとき、とある挿絵(挿絵画家さんが女の方の所為か、線がちょっと柔らかすぎる気が…)で、銃を構えてるのが"あの方"に、撃たれたのが"あの人"に見えて、ギクッとしました。
~まさかそんな事がある訳ないよねぇ~なんて…思ったんですけど…ねぇ。

その後の三篇はどれも面白く、そろって最後に思わぬ人が登場人物にいたことがわかり、
びっくりしたり、嬉しかったり^^
日本が舞台になってる話も一篇あり、思わず読みながらにやけてしまいました♪
(あの事件の犯人が日本人だったのは驚きでしたが)

最後に日暮 雅通氏の、『ホームズ・パロディ/パスティーシュの華麗なる世界』も収録されており、
一冊で二度も三度もおいしいホームズ本です。